10月から始まったストライキはサンクスギビングデーも続行

オアフ島ワイキキのホテル4軒、マウイ島のホテル1軒と、計5軒のホテル従業員が10月8日から始めた今回のストライキ。従業員たちは出勤を拒否し、ホテル周辺で行進を毎日繰り返し、ホテル側に給与と労働条件の改善を求めてきました。

当初、ストライキはすぐに終わるものと考えていた方も少なくなかったはずですが、長いことホテル側と従業員サイドの主張は平行線をたどり、サンクスギビングデーもストが行われている多くのホテルで、レストラン閉鎖等の状態が続いていました。

一度は、ホテル側も時給$0.70アップを提示しましたが、従業員側はこれを拒否。ストライキは12月までもつれこむのでは…と思われていたところでした。

従業員の99.6%の賛同を受けてホテル側と合意。ついにストライキ終了!

ホテル側が新しい提示案を示し、従業員側はこれを受け入れるか拒否するかを問う投票を11月27日に実施。その結果99.6%の賛成票を集め、ついにストライキ終了が決定されました。

今回、従業員側が合意した内容は、チップを受け取らない従業員は時給$1.50アップ、チップを受け取る従業員は時給$0.75アップ、ベルマンは$1.12アップ。コレに加えて、医療や育児・年金などの手当てもアップ。これは2018年7月からの労働分にさかのぼって支払い(ストライキ期間は除く)、さらに2019年は手当てが計$1、2020年は$1.76、2021年は$1.44と、むこう4年間についての契約が結ばれました。時給換算で最大$6.13アップとなるそうです。

従業員は11月29日から通常の仕事に復帰するそうです。これで普段通りのホテル営業に戻り、ワイキキの街も普段のおだやかな姿に戻ってくれそうです。

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