食料品の購入も禁止!夜間の外出禁止令!

オアフ島では4月10日金曜日の夜から、夜間の取り締まりを強化するため「夜間外出禁止令」が発令されています。内容を詳しくお伝えします。

期間:2020年4月10日~13日。
時間帯:夜11時から翌日午前5時まで。

家族の緊急、医療を受けるため、医薬品の受け取りなどは許可。食料品の購入禁止。自動車、オートバイ、自転車など車輪のついた乗り物での外出禁止。

違反者には5000ドル以下の罰金、1年以下の懲役、もしくはその両方。

以上のような厳しいものとなっています。

増え続ける感染者!州や市も必死の呼びかけ

「夜間外出禁止令」についてコールドウェルホノルル市長は、アメリカ人にとってはとても重要な「イースター(復活祭)」にあたる週末であることから、人々が外出することを規制するものであると語りました。背景には「自宅待機」「在宅勤務」命令が発令のなかでも、命令に従わない人たちも多くいること、違反切符を切られたり、逮捕者もでていることなどからさらに強固な取り締まりが必要だったこともあげられるのではないかと思います。

さらにこの背景には、やはり増え続ける感染者の数が大きく関係しているものと思われます。日によっては横ばいとなったり、減少したりの動きはあるもののハワイ時間4月11日の発表では新型コロナウイルスの感染者は、ハワイ州全土で486人に上りました。

ハワイでの一人目の感染者の発表は先月6日!それから1か月・・・。

ハワイ州のデービッド・イゲ知事から最初の州内での感染者が発表されたのは2020年3月6日のこと。ただ感染者がクルーズ船の乗船者だったこともあり、市中感染だとは発表されませんでした。しかし、イゲ州知事とコールドウェルホノルル市長より、ハワイ州外に渡航歴がなく、州外での感染が跡付けられない新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表されたのが3月16日でした。

この後感染者数は増え続け、2020年4月1日の感染者数は258人となりました。これは最初州内での感染者発表から約3週間あとの3月27日から4月1日までの期間で何と倍以上に増加したということになります。今回発表された「夜間外出禁止令」のほかに、現在もハワイ州内の感染拡大防止のため4月30日までの間「自宅待機」「在宅勤務」命令は続行中です。

光を信じStay Home!

一方アメリカ国内に目を向けるとアメリカは世界でも最多の感染者数を出しハワイ時間の4月11日の時点で感染者は52万人を超えました。3月31日のトランプ大統領の記者会見では「アメリカ国内の犠牲者は4月15日ごろにピークを迎えるのではないか、死者数は20万人を超えるかもしれない」という発表もありました。けれど10日の記者会見では「外出制限などがうまくいっている。以前の予想を下回りそうだ」と発表し、最悪な状況の中に少しの光が見えた記者会見でした。今はこの光を信じ「Stay Home」!今私たちができることはこれです!ハワイも日本も、世界は同じ目標に向かっています。頑張ってこの時期を乗り越えていきましょう!

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