こんにちは、アロハガール探検隊のゆきです。ハワイでは6月からコロナウイルス感染拡大防止のための規制が徐々に緩くなりました。しかし、それに伴い感染者数も増加傾向にあり、まだまだ油断は禁物な状態です。

そんな中、こういった状況だからこそ、ローカルコミュニティーを大事にし、ローカルレベルで繋がろうという動きもたくさん出てきています。今日はそんな活動のひとつである、毎週金曜日にパロロ本願寺の敷地内で開催されるミニマーケットをご紹介します。

このフライデー・ミニマーケットは、パロロ本願寺のメンバーの二人の日本人女性が発起人として開催している、とってもローカルなマーケット。コロナウイルスの影響で、レストランの営業規模が縮小したり、主要なファーマーズマーケットがクローズしてしまったり、ということで、野菜やおいしいごちそうを卸せなくなってしまったローカルビジネスを助けることはできないか？という目的で6月にスタートしたものなんだそうです。

スタートにあたっては、この状況でわざわざ人が集まるイベントを始めていいものか等、様々な懸念もあったようですが、小規模、屋外、マスク、ソーシャルディスタンスなどに気をつける、そして何よりもこんなときこそローカルレベルの繋がりが必要！ということで試験的に開始されました。

現在は

モウナファーム
大豆亭
Island Sake Brewery Hawai’i
ローフードハワイ

の4ビジネスが出店しています。どのお店も、超エコ自然健康志向。食べ物にはうるさいナチュラル志向の方でも安心満足してお買い上げいただけると大好評です。

モウナファームはオアフ島西側にある有名なオーガニックファーム。コロナの影響でレストランへの卸が減ってしまったそうなのですが、毎週金曜は採れたて新鮮野菜をオーナーのピーターさんが このミニマーケットまで運んできてくれます。

当日の朝採れたばかりなので、どれも活き活き新鮮野菜　

向かって一番右は発起人の一人である、ななさんです。

超健康志向でビーガンのかおりさんが毎週むちゃくちゃ手間と愛情をかけて作ってくれる、ほっぺが落ちるくらいおいしいごちそうが大好評。マクロビオティック をベースとしたこだわりの美味しいものばかり！

大人気の黒米と野菜のキンパ。

無添加の野菜チヂミ。

おいしくて買ったそばからぱりぱり食べ続けてしまう、ビーガンのキムチ。

この他にも、かおりさん特製の納豆、豆腐、お味噌、マクロビデザートなど全部まとめて買いたくなるものばかりです！

カカアコに新しく出来た日本酒の酒造さんからは、フレッシュな生甘酒と、酒粕が！生甘酒にはオリジナルと、パイナップル入りの甘酒もあって、甘酒は飲む点滴と言われるほど滋養があり毎週大人気だそうです。

甘酒はメイソンジャーに入って販売されますが、次回空容器を持ってきてくれれば1ドル引きになるという、環境に優しい配慮付き。

こちらは発起人のもう一人、みさおさんです。

ハワイと言う異国の地でこんなにおいしい甘酒と酒粕を楽しめるとはすごい贅沢です！

最後はローフードマイスターの資格を持つリコさんが主催するローフードハワイから。名前のとおり、リコさんが提供してくださるものはすべて食物の酵素を壊さないように、生、または超低温で調理したローフードと呼ばれるものばかり。

今日見せていただいたのはカシューマヨネーズと加熱しないで作ったロールケーキ。

カシューマヨネーズはカシューナッツで作ったマヨネーズ風味のものなんですね。ロールケーキはナッツやドライフルーツ等をふんだんに使い、焼かないかわりにディハイドレイター（食物を乾燥させるもの）で乾燥させて固めるんだそうです。どうやって作るのか想像つかないけど、とにかくおいしいし健康的な味！

リコさんの作るデザートは、本当にヘルシーなのでいくら食べても罪悪感ゼロ！

この他にもローブラウニーがあったのですが、それはきちんとパッケージに入っていたため写真が撮れませんでした。

発起人でお世話役のななさんとみさおさんは、このような活動をすることでこれからもローカルビジネスを少しでもサポートし、環境や地元に貢献できるような考え方が少しでも広まればうれしいと考えているそうです。興味のある方はぜひ下のFacebookページをご覧ください。

コロナウイルスの影響が様々な分野で出ているハワイですが、そんな中生まれるこういった新しい動きや活動にはいつも励まされます。早くソーシャルディスタンス等を気にせずこういったイベントがたくさんできる日がくるといいですね！