美しいシーズンを惜しんで・・・プルメリアストーリー。
出典: ALOHA GIRL
日本女性が大好きなハワイの花、プルメリア。10月に入り、今年の花の見ごろも終わりに近づきました。美しいシーズンを惜しみながら、ハワイのプルメリアについてのストーリーご紹介します。
プルメリアのベストシーズンが終わります・・・。
ハワイの花と言えばハイビスカス、ピカケ、シャワーツリー、オヒアなど美しい花がたくさんありますが、なかでもアロハガールの皆さんに人気なのはプルメリアではないでしょうか?ハワイでは公園や街路はもちろん、住宅地など様々な場所で見かけるプルメリアの花。
ハワイの花のシーズンは4月から6月くらいがベストシーズンと言われていますが、プルメリアの花の旬は4月から9月。10月になりましたが、今年はいつもより花が残っていて、ホノルルのいたるところにあるプルメリアツリーを見上げると、今も可憐な花を楽しむことができます。ただ今年はパンデミックの影響で、ハワイに来ることができず、大好きなプルメリアの花を見ることができなかった・・・という方たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
来年こそ皆さんがプルメリアツリーの下で笑顔になれる日がくるように・・・今日は、美しいシーズンを惜しみながらプルメリアフラワーについておしゃべりしたいと思います。
プルメリアに込められたALOHA
プルメリアの花びらは5枚あります。ハワイの人たちは、その一つ一つに意味があると言います。それは「ALOHA(アロハ)」の5文字を表しているのです。全てハワイ語です。
A-Akahai 優しさ
L-Lokahi 協調性
O-Oluolu 喜び
H-HaHaa 謙虚
A-Ahonui 忍耐
そんな5つの意味は、アロハスピリットそのもの。プルメリアが愛の花とも言われるのは、ハワイの人たちが大切にしている「ALOHA」の意味から生まれた花だからなのです。またプルメリアの花言葉は、気品、恵まれた人、日だまり、親愛、などの美しい花ことばを持っています。
プルメリアには様々な色がありますが、意外なことに白い花はシンガポールという名前がついています。ワイキキなどを歩いていて、一番見かけるのも、この白いシンガポールではないでしょうか?ぷっくりとした花びらが可愛く、香りも甘く濃厚で、まさに南国ハワイの香りを持つプルメリアの代表格のカラーです。
ピンク、白、イエローと美しいグラデーションを楽しめるこのプルメリアには、レイレインボーという名前が付けられています。丸く肉厚で落ち着いた花には、何とも言えない優しく甘い香りが漂っています。上品な色合いにレイの花材としてもとても人気が高いようです。
実はそれぞれ、甘いミルキーな香りやほんのりスパイシーな香りなど、それぞれ微妙に違います。そんな素敵な香りのプルメリアを、オールハワイアンの時代から女性は髪飾りにもしてきました。プルメリアの花を未婚者は右に、既婚者は左につけるというきまりもあります。確かにゴージャスな一輪のプルメリアは、どんな高価なアクセサリーよりも女性を優雅で美しく見せてくれるのです。
また昔からハワイの人たちにとっては神聖な花として大切にされてきました。ハワイの伝統文化、フラを踊るダンサーたちのレイフラワー(フラを踊る際の首飾り)としても人気の花です。
だからこそ、プルメリアは神聖な花、そして女性を幸せにする花として大事にされてきたのです。今年は残念ながらハワイでプルメリアを見ることができなかった皆さんも、来年こその祈りをこめて・・。花盛りのシーズンを惜しみながら、来年を楽しみに待つことにしましょう。
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