ハワイで家を手に入れる!不動産購入の基本プロセス
出典: アロハ不動産
ハワイの不動産を所有する日本人の方は少なくありませんが、不動産を購入するプロセスは日本とは異なる場面も多々あります。ここではハワイで不動産を購入するまでの基本の流れを順にご紹介します。
1 エージェントを選ぶ
ハワイで不動産を選ぶときにもっとも大切になるのが、物件探しから内覧、契約までの一連のプロセスをサポートしてくれる担当エージェントを決めること。ハワイには日本人の不動産エージェントも多くいるため、日本とハワイとのやり取りに慣れている方に出会えると安心できるはず。不動産会社へ問い合わせしてみて様々な担当エージェントと会ってみると、相性のいいエージェントを見つけられるかもしれません。
2 物件を選ぶ
物件探しでは、まず希望するエリアや建物のタイプ、予算、景色、広さ、アメニティなどの希望条件を整理しましょう。その中でも優先順位の高い条件と、低い条件をまとめておくと、物件を探すときに便利です。エージェントに希望の条件を伝えて、該当する物件をリサーチしてもらうほか、インターネットで自分で物件検索をして気になるものを担当エージェントに伝えるという方法も良いでしょう。
3 内覧する
気になった物件があったら、ぜひ内覧してみましょう。エージェントに内覧したい旨を伝えれば、あらかじめ内覧のアポイントメントを取って案内してくれます。日本からハワイを訪れて何軒かまとめて内覧したいときは、あらかじめ気になる物件をエージェントに伝えて、効率的にそれらを見てまわれるようにスケジュールを組んでもらいましょう。
またハワイには、毎週日曜日の午後に予約無しで誰でも内覧できる「オープンハウス」というシステムがあります。気になるエリアを訪れ、オープンハウスで気になった物件を見てみるのもおすすめです。
4 購入の申込を行う:オファー
購入したい物件が決まったら、売主側に購入の意思と購入希望金額を伝えます。このプロセスを「オファー」と言い、担当エージェントを通じて行います。オファーでは担当エージェントが売買契約書を作成し、そこにサインをします。
5 売主からの返答を受ける:カウンターオファー
売主側から、オファーに対する返答を受けます。購入希望金額に対して売主側が納得しない場合など、売主側から別の条件を提示してくることもあります。これを「カウンターオファー」と言います。「カウンターオファー」の内容次第で、購入を中断すると判断してもOKです。このカウンターオファーのやりとりが何度か続き双方が合意すると、次の「エスクロー」のステップに進みます。
6 エスクローを開設する
売主と買主が条件面で合意すると、エスクローを開設します。このプロセスは日本の不動産売買ではない工程ですが、第三者機関であるエスクロー会社が公正な不動産取引を行うこととなります。
エスクロー開設から登記完了までのプロセスに、通常45日間かかります。
7 手付金を支払う
エスクローを開設したら数日以内に、買主側が手付金を支払います。手付金の金額は、通常購入金額の1%ほどです。
8 ホームインスペクション(検査)を行う
買主は、「ホームインスペクション」と呼ばれる物件検査を実施します。専門のホームインスペクターを雇い、シロアリ調査などの物件調査を行います。この費用は買主が持つことになりますが、物件になんらかの問題が見つかった場合は、売主に修理を要求することもできます。
9 各種書類を作成・確認する、追加手付金を支払う
売主やエスクロー会社から物件の情報開示書、コンドミニアムの場合はコンドミニアムドキュメントなど、さまざまな書類を受け取ります。これらの書類はすべて英語になりますので、担当エージェントにサポートしてもらいながら、大切な情報が記載されていないか確認するようにしましょう。
また、エスクローのプロセス中で、中間金(または追加手付金)を払うよう設定されている場合もあります。
10 最終物件確認を行う:ファイナルウォークスルー
エスクローが最終段階に近づくと、物件の最終確認である「ファイナルウォークスルー」を実施します。物件が引き渡しできる状態になっているか、ホームインスペクションで修理を依頼した場合はそれが直っているか等を確認します。
11 公証手続きを行う
公証人の前で署名を行います。ハワイにいる場合はエスクロー会社で、日本にいる場合は在日アメリカ大使館で行います。
12 残金・諸経費を支払う
手付金などを差し引いた残金、エスクロー費用などの諸経費を払います。
13 登記の完了
エスクロー会社が所有権移転登記を行い、売買が完了します。
不動産購入が初めての方なら、わからないことだらけのプロセスになるかもしれませんが、担当エージェントが日本語できちんと説明しながらサポートしてくれるでしょう。この購入プロセスは、日本にいながら行うことも可能です。ただしハワイと日本で時差があるため、前もって様々な準備をしておくことが必要になるので、エージェントとうまく連携を取ることが必要となります。
アロハ不動産
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FAX03-5962-0774
出典:アロハ不動産
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