新旧の歴史が溶け合う場所、チャイナタウン

歴史的建造物が数多く残り、移民の歴史を感じる風情までもが残るダウンタウンやチャイナタウン。パンデミックの前には、新しいショップも次々とオープンしていた場所でもあり、ハワイの新旧100年の歴史が溶け合うスポットです。ロックダウンの間は、ワイキキと同じくゴーストタウンのようになっていたエリアですが、2021年に入り、ぐんぐんと元気を取り戻しています。今は日本人観光客の方たちが散策している様子はまだまだ見受けられませんが、ロコたちが仕事をし、そして生活する場が戻ってきました。

中国の移民の方たちがハワイに入ったのは、1850年代と言われています。その後、今のダウンタウン界隈でビジネスを始めたり、お店を開いたりして、チャイナタウンを作り上げたと言われています。この辺りには1900年代に建てられた歴史的に貴重な建物が残っています。

この辺りは今、乾物屋さんや、何でも屋さんのような楽しいお店が連なり、週末には、ハワイに暮らす中国人やアジア人の方たちが買い物を楽しんでいます。顔を写すことができず、少し離れた場所からの撮影でしたので、少し見にくいかもしれませんが、乾物屋さんのある赤い建物の前には、多くの買い物客の方たちで賑わっているのがわかります。

チャイナタウンには、風景だけを切る取ると、ここがハワイだとは思えないお店も!店の右端で売られているのは石仏!店内に入ると、金色に光る像などが所せましと並んでいて、中国や香港でお散歩しているようで楽しくなってしまいます。

ノスタルジックな雰囲気が残るこのシアターは、ハワイに現存する最古の劇場「Hawaii Theatre(ハワイシアター)」です。パンデミックの前このシアターは、公演がある日の夕暮れから夜にかけて、ライトアップされ、とても美しい場所でした。2021年に入り、完全なクローズの状態から立ち上がり、以前のような公演は行われていないものの、ステージでパフォーマンスを行い、リモートで視聴できるコンサートなども行われるようになってきました。

ロコの生活が戻ってきた!ダウンタウン

ハワイを代表する歴史的な名所が点在する場所でもあるダウンタウン。ハワイ州の政治と経済の中心の地です。パンデミック前は、この辺りの歴史ツアーやウォーキングツアーなどに参加した方も多くいらしたのではないでしょうか?現在、最高裁判所としても使われているアリイ・イオラニ・ハレ。この建物の前にあるカメハメハ像は有名な観光スポットですが、今はまだ日本人観光客の方たちの姿はなく、寂しい気がします。

ただこの場所や目の前にあるイオラニパレスなど、本土からの観光客の方たちが戻りつつあります。今はイオラニパレスのオーディオツアーなども再開されています。

ロコたちが働く場所、ダウンタウン。ロックダウン中は自宅待機、在宅勤務命令が出ていたので、ダウンタウンのビルもシンと静まり返った雰囲気でした。けれど今、ビジネスウーマンやビジネスマンたちがそれぞれのビルやショップに戻り仕事をしています。ハワイの主要銀行の一つ、セントラルパシフィックバンクの本店も、今年に入りリニューアルオープンしました。

ワクチンの接種が進み、感染状況も落ち着きつつあるハワイは、ダウンタウンやチャイナタウンにも活気が戻ってきました。ロコの生活が、パンデミックの前のように少しずつ少しずつ戻りつつあります。日本の観光客の方たちがこの場所で、楽しく観光してくれる日を待っています!

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アロハ☆ガール編集部

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