ハワイで不動産投資「ホテルコンド」のメリット&デメリットは?
出典: アロハ不動産
ハワイで不動産投資するとき、一戸建てやコンドミニアムの他に「ホテルコンド」という選択肢もあります。世界中から観光客が集まるハワイだからできる、「ホテルコンド」を利用した不動産投資について、どんなスタイルの物件なのかメリットとデメリットとあわせてご紹介しましょう。
「ホテルコンド」とは?
「ホテルコンド」を利用した不動産投資とは、ホテルの一室または、ホテルとして運営されているコンドミニアムの一室を所有して賃貸収入を得る方法を言います。物件の運営や管理、旅行客への貸し出しはホテル運営会社に委託しているため、オーナーが管理しやすい特徴があります。
「ホテルコンド」で不動産投資するメリット
1 1日単位で貸し出し可能
通常のコンドミニアムでは30日以上と賃貸契約期間が定められていますが、ホテルコンドなら1日単位で旅行客に貸し出すことができ、その宿泊代金を賃貸収入として得ることができるのです。従来のコンドミニアムではできなかった短期バケーションレンタルが、ホテルコンドなら合法的にできるということ。そのため安定した収入が見込めます。
2 管理しやすい
通常のコンドミニアムを所有して賃貸に出す場合、オーナー自身が管理するケースや管理会社に委託するケースが一般的。でもホテルコンドの場合は、ホテルの運営会社がオペレーションを行い、一般的なホテルとして旅行者に貸し出します。そのため通常のコンドミニアムの賃貸と比べて、滞納や空室リスクの心配が少なくなり、管理しやすいことが挙げられます。
3 家具や備品を用意する必要がない
コンドミニアムを所有して旅行客に貸す場合、ベッドやソファ、テーブルなどの最低限の家具を揃える必要があります。でもホテルコンドの中には、室内の内装や家具、備品などホテル指定のものが用意されている場合もあります。そのような場合、家具や備品を購入し手配する必要がなく、それらの管理もすべて任せることができます。
4 所有権・資産価値がコンドミニアムと同じ
ホテルコンドの所有権は、通常のコンドミニアムと同じ。土地所有権付きの物件も決して少なくありませんので、ハワイの不動産を所有する立派な選択肢のひとつとなるわけです。また資産価値についても、一般的なコンドミニアムと同等です。ハワイの不動産市場で、ホテルコンドは売買が盛んに行われています。
5 不動産を合理的に所有できる
ホテルコンドなら、オーナー自身がハワイに滞在するときに利用することももちろんできます。そして自分が使わない期間は、ホテルの一室として貸し出すことができます。1日単位で貸し出しができるため、効率的に賃貸運営できると言えます。
「ホテルコンド」で不動産投資するデメリット
1 管理費や維持費が比較的高め
ホテルコンドは管理しやすいことがメリットのひとつですが、その分だけ管理費用が高めになります。また固定資産税についても、通常のコンドミニアムより税率が高くなり、維持費が高くなることがデメリットです。
2 私物を置けない
通常のコンドミニアムを所有して、オーナーが使用しない期間を貸し出す場合は、オーナーの私物を室内に置いておくこともあるでしょう。しかしホテルコンドでは基本的に所有物の保管はNG。ゴルフバッグなど大きめの所有物がある場合は、貸倉庫の利用などを検討する必要があります。
3 オーナーが利用できない場合もある
ホテルコンドに限った話ではありませんが、旅行のピークシーズンになれば客室が予約で一杯になることも多くなります。するとオーナー自身が利用したいと思っても、タイミングによって利用できないことも出てくる可能性があります。
4 自由に改装できない
コンドミニアムを所有すれば壁紙や床、天井などの内装を自由に改装することができます。しかしホテルコンドの場合は、ホテル指定の内装が決められているため、オーナーの好みで改装することはできません。部屋の家具やインテリアを自分好みにしたい方は、ホテルコンドは避けた方が良いかもしれません。
ホテルコンドは、日本を含め世界各国から旅行者が訪れる、魅力的なリゾート地ハワイだからこそある形態です。高い稼働率を維持しながら、ハワイに不動産を所有するというステータスも得られるホテルコンドについても、目を向けてみてはいかがでしょうか?
出典:アロハ不動産
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