2022年1月からサメ漁が禁止に

まだあまり知られていないかもしれませんが、ハワイでは2022年1月から、サメ漁を禁止する法律が施行されました。これは2021年の州議会で可決された法案で、ハワイ州の海域で故意にサメを捕獲したり、殺害したりすることを禁止するものです。

これは海の生態系を守るためのもので、違反者には厳しい罰則があります。

・1回目の違反の場合 罰金500ドル(約57,000円)
・2回目の違反の場合 罰金2,000ドル(約230,000円)
・3回目以降 罰金10,000ドル(約1,150,000円)

そのほか、商業船舶免許や船舶の没収などが行われます。

ハワイではフカヒレの販売・取引も禁止

サメ漁というと、生きているサメからヒレだけを切り取る残虐なフカヒレ漁が問題となっています。そのため、ハワイ州では2010年にフカヒレの所有・販売・取引・流通などをすべて禁止。このようなルールをつくったのは、アメリカでも初の州でした。

美しい海に囲まれたハワイだから、海の生き物も大切に

ハワイは、ご存知のとおり、美しい海に囲まれた島。たくさんの人がサーフィンや海水浴を楽しみ、海がとても身近にあります。だからこそ、海の生き物を大切にしていこうという精神が人々の間に根付いているのではないでしょうか。

一般の方がサメ漁に関わることはほとんどないと思いますが、こんな生き物を大切にするルールがハワイにあることを改めて知ると、ハワイの魅力を再確認できるかもしれませんね。

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