コロナをきっかけに考えよう、外貨建て資産・不動産投資の魅力
パンデミックによって日本経済が長期的に大きな打撃を受けたことで、外貨建て資産のひとつとして海外不動産投資の注目が高まっています。資産を守る分散投資の考えから、もっと海外へ目を向けてみませんか?
分散投資とは?
資産を増やす目的や将来の生活のために行う投資。でも投資先をひとつだけに限定していると、運用資産がその資産の値動きだけに左右されてしまいます。投資には価格変動のリスクがつきものですが、投資先を多様化させれば、そのリスクを軽減させることができます。このように、投資先をひとつに集中させず、リスクコントロールしながら投資することが、「分散投資」です。
新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた2020年3月、日経平均株価はおよそ3割も株価が暴落し、「コロナショック」をもたらしました。一方、株価や米ドルとは逆の動きをすると言われる金価格は、2020年3月に大きく下落した後は、V字回復で上昇していきました。異なる値動きをする資産に分散することで、新型コロナのような影響とリスクを最小限にとどめられるのです。このように新型コロナを機に、運用の基本である「分散投資」を改めて見直している方が多いのではないでしょうか。
円建て資産のほかに外貨建て資産がおすすめ
「円建て資産」とは、日本円で価値が表示される資産のこと。日本の金融機関に預けているお金や、日本国内の不動産投資で得られるお金、給与、退職金など、ほとんどが円建て資産です。そしてこれらの円建て資産は、日本の経済状態の影響を受けます。
もし円建て資産しか保有していない場合、為替レートが円安に傾き円の価値が下がると、資産を減らすことになってしまいます。日本では超低金利が続き、さらに少子高齢化と人口減少から、将来は経済が縮小する可能性が高いと言われています。
そのような背景の中、資産を円建てに集中させるのではなく、外貨建ての資産もあわせて保有して分散投資するのがおすすめです。「海外建て資産」とは、円以外の通貨で表示される資産のこと。日本以外の国の資産に投資していれば、どこかの国の経済状態が悪くなっても、他の国の投資で補えるかもしれません。
海外不動産投資のメリット
海外建て資産を運用するには、「外貨預金」、「外貨建ての投資信託」、「外国の株式」や「債券」などの方法があります。その中でも、ここでは海外不動産投資を取り上げましょう。
海外不動産投資では、2つの利益を狙うことができます。ひとつは「家賃収入」で、もうひとつは物件の値上がりによる「転売益」です。家賃収入は、物件を保有している間に得られる利益「インカムゲイン」のこと。人口増加や一定の利用者がいると見込める地域では、長期的なインカムゲインを得られるでしょう。また不動産価格が上昇している地域では、保有している物件の価格が購入時より高くなり、その差額による利益「キャピタルゲイン」を狙えます。
日本の不動産市場では、一部の市場を除いて価格が停滞気味であることを考えると、キャピタルゲインの獲得はあまり期待できないかもしれません。また人口減少が進む中、長期的に安定的に家賃収入を得られる可能性も不透明でしょう。このように、日本の不動産投資では利益の先行きが不透明ですが、海外不動産ならそれを狙えるのです。
海外不動産投資ならハワイが魅力的
海外不動産の投資先には、アジアやアメリカなどがあります。それらの国々の中でも断然おすすめなのが、ハワイです。世界の中心となっている基軸通貨、米ドルは、外貨建て資産としてはずせない通貨。その米ドルの資産を保有することができます。
しかもハワイには、日本人の不動産エージェントや銀行のローンオフィサーなどが多く、日本語で現地の情報をこまめに得ることができ、物件選びから物件管理まで安心して依頼できるでしょう。
またアメリカ経済はコロナショックからいち早く回復を見せており、ハワイではすでにアメリカ国内の観光客数はコロナ前の水準近くに戻ってきています。ハワイは感染者数もワクチン接種率も比較的低い地域。コロナ後に世界中の人々が訪れやすい旅行先のナンバーワン候補になるのではないでしょうか。
海外不動産投資の注意事項
一方、海外不動産投資を行う上での注意点としては、為替レートの変動によって資産が減少するリスクが挙げられます。また物件の購入にはある程度の資金が必要となり、海外物件の管理を自分で行うことは難しいため、信頼できる管理会社に依頼しなければならない点があります。
分散投資は、投資の基本の考え方です。コロナショックを機に分散投資として、ハワイの不動産に注目してみてはいかがでしょうか?
出典:新日本建物 | 公式WEBサイト | 住宅と資産運用 総合不動産デベロッパー