ビデオ通話を利用して、リモートで内覧

情報日本からリモートでハワイの物件に関して問い合わせをする方法についてお聞きします。日本の方と、どのようにコミュニケーションをとっていますか?

品川さん

「日本の方との連絡手段は、電話、Eメールのほか、LINE、Facetimeなどの通話アプリを利用しています。お客様によって希望される通話アプリが異なるので、お好きな方法でご連絡させていただいております。日本とハワイでは時差がありますので 連絡する際は、最初はテキストメッセージを送り、あらかじめ約束した日時でお話するというケースが多いですね」

お客様が特定の物件に興味を持った場合、リモートでの内覧はどのように行っていますか?

品川さん

「まずは、お客様のご都合の良い時間に合わせて、物件の内覧が可能かオーナー様に確認します。実際に内覧する際は、私がビデオ通話をしながら物件の内部をご案内していきます。ビデオ通話でお客様が『キッチンをもう少し見たい』など、リクエストしてくださるので、それに合わせて内部を細かく案内していきます。日本にいるお客様にとっては、画面越しでご覧になることになりますが、それでも私と一緒に物件の中を歩きながらご覧になっている感覚になっていただけていると思いますね。この内覧で、実際に購入するかお客様が判断して、オファーいただくことが多いです」

物件の周辺情報などについては、どのようにお客様にお知らせしていますか?

品川さん

「周囲に買い物できる場所や学校があるかなど、物件の周辺環境は、私からご説明させていただく場合が多いです。お客様が知りたい情報、不明な点などがあれば、その都度詳細な情報を提供させていただいております」

お客様の中には、内覧せずに購入する方もいらっしゃいますか?

品川さん

「日本の投資家の方には、すでにハワイの物件を所有している方もいらっしゃいます。同じコンドミニアムの物件を所有していたなど、お客様が物件に関する情報を把握されている場合は、内覧せずに購入を決められる場合があります」

リモート購入にかかる期間は?

日本からリモートでハワイの不動産を購入する場合、購入までにかかる期間はどのくらいですか?

品川さん

「物件選びにかかる期間は、お客様によって異なります。1週間ほどで決める方もいれば、数か月かかる方もいらっしゃいます。その後オファーを出して、売主様と買主様の双方が合意すると、エスクローを開設するステップに進みます。エスクローの開設から登記完了までの期間は、現金一括での購入の場合はおよそ30日、ローンの場合は45~60日かかります」

各種の書類へのサインなどは、日本でもできますか?

品川さん

「オファーやエスクローでも、さまざまな書類にサインをしていただく必要があります。それらはオンラインでサインしていただくことが可能です。ただ、エスクローの最終段階で行う権利書のサインだけは、オンラインでのサインができません。日本にあるアメリカ大使館または公証役場に出向いていただき、その公証人の前でサインし、その原本をハワイに郵送していただくことになります。そちらの詳しい方法についてもアドバイスさせていただきます。」

まとめ

「リモートで不動産を購入する」と聞くと、内覧から契約書のサイン等手続きが難しいのではと感じる方が多いかもしれません。しかし、普段からメールやビデオ電話を使っている方なら、大きなギャップを感じるようなこともなく、スムーズに不動産の購入の手続きを進められます。ハワイの日本人エージェントの多くが、日本にいらっしゃる方とのやりとりに慣れているので、不明な点などがあれば、お気軽に相談してみるといいのではないでしょうか。

品川りなさん

横浜出身、ハワイ大学卒業。ハワイの不動産エージェントとして18年の経験を持つ。全米プルデンシャルでトップ1%の成績をおさめたことのある実力派。

<コメント・メッセージ>

ハワイの不動産の売買をお手伝いさせていただきまして18年になります。

いつでもハワイの親しい友人としてお客様と長くお付き合いさせていただいております。

どうぞお気軽にお問い合わせください。

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