評判の「アイランダーサケ」の別邸としてオープン

杜氏として活躍する高橋千秋さんが醸造する日本酒、「アイランダーサケ」。約2年前の2020年3月にオープンしたときは、「ハワイで日本酒をつくるメーカーが誕生した!」と大きく話題になりました。

これまではカカアコに小さな酒蔵があり、日本人在住者やローカルなどに好評を得ていたのですが、より高品質な日本酒を醸造するため、綺麗な純水を求めハワイ島に移転することに決定。

それにともない、酒蔵に併設していたレストラン「蔵キッチン」を”離れ”として独立させることになったのです。

こうして生まれたのが、「ハナレ・バイ・アイランダー・サケ・ブリューワリー(Hanale by Islander Sake Brewery)」。ダウンタウンの一画により広いスペースでオープンしました。

ハワイ産の日本酒とお寿司を楽しめるスポット

「ハナレ・バイ・アイランダー・サケ・ブリューワリー」で提供されるのは、ハワイ産の新鮮な食材や日本から仕入れた魚などこだわりの食材によるお寿司。

日本酒の醸造で使う「麹」や残った「酒粕」を使った、上品な料理が数々並びます。

もともと「アイランダーサケ」のなかにあった「蔵キッチン」は、なかなか予約がとれないと評判の人気店でした。そのため、今回オープンした新しいお店も注目度はかなり高く、ハワイに住んでいる方はもちろん、旅行者など多くの人々が「次に行きたい店」としてチェックしているようです。

また、「アイランダーサケ」がプロデュースするだけあって、最大の魅力はやはりお寿司と日本酒のマリアージュ。日本酒を嗜みながらお寿司をいただけば、素材の味わいをより深く楽しめることでしょう。

なお、「ハナレ・バイ・アイランダー・サケ・ブリューワリー」では、リカーライセンス(酒類販売許可)を取得するまでの間、アルコール類は持ち込み制となっています。
「アイランダーサケ」のお酒を持ち込む場合は、コルケージフィー(持ち込み料)は無料です。

酒造はハワイ島に移転

ハワイ島は、質の高い日本酒を造るために大切な天然水が豊富。そのため、先にご紹介したように、カカアコにあった酒蔵はハワイ島のマウナケアリゾートに移転し醸造事業を拡大していく様子です。

オアフ島よりもさらに自然豊かなハワイ島での酒造りに、日本人だけでなく多くの日本酒ファンが熱い視線を注いでいます。

まとめ

本物のお酒の良さを知る大人が、日本酒とお寿司をたしなむ。そんな隠れ家的スポットになっている「ハナレ・バイ・アイランダー・サケ・ブリューワリー」。

コースディナーも提供されているので、輪の雰囲気漂う落ち着いた店内でのお祝い事にもぴったりです。

次回のハワイ旅行で、ぜひディナーに訪れてみてはいかがでしょうか。

ハナレ・バイ・アイランダー・サケ・ブリューワリー
Hanale by Islander Sake Brewery

営業時間:月曜~土曜 5:30pm~9:30pm
住所:25 N King St Honolulu, HI 96817

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