ハワイ便の機内持ち込みで女子が知るべき基本ルール

ハワイへの空の旅は、行きで約7時間、帰りは偏西風の影響で約9時間という長丁場になります。 この長い時間を快適に過ごせるかどうかは、機内に持ち込む「手荷物の中身」にかかっていると言っても過言ではありません。

しかし、国際線のセキュリティチェックは、国内線とは比較にならないほど厳格です。 ルールを曖昧なままにしておくと、空港の保安検査場で足止めを食らい、楽しい旅の出鼻をくじかれてしまいます。

最悪の場合、デパコスで買ったばかりのお気に入りの化粧水や、限定のパフュームをその場で没収され、ゴミ箱行きになるという悲劇も。 そんな事態を防ぐために、まずは絶対に守らなければならない「国際線の鉄の掟」を頭に入れましょう。

ここでは、特に女性が引っかかりやすいポイントに絞って、2つの基本ルールを徹底的に解説します。

液体コスメの持ち込み制限をクリアするパッキング術

国際線の機内持ち込みにおいて、最も多くの女性が頭を悩ませるのが「液体物の制限(LAGs)」です。これはテロ対策の一環として、ICAO(国際民間航空機関)が定めた世界共通の非常に厳しいルールです。

「液体」と聞くとペットボトル飲料水をイメージしがちですが、航空ルールにおける液体の定義はもっと広範囲に及びます。クリーム、ジェル、ペースト、スプレーなど、水分を多く含むものはすべて規制の対象となるのです。

具体的に、女子旅の必需品で制限対象となるアイテムを見てみましょう。うっかりカバンに入れたままにしがちな以下の3つは、特に注意が必要です。

・スキンケア用品:化粧水、乳液、美容液、クリーム、日焼け止め、ハンドクリーム

・メイク用品:リキッドファンデーション、マスカラ、リキッドアイライナー、リップグロス

・その他:歯磨き粉、ヘアオイル、ヘアワックス、目薬、コンタクト洗浄液

これらを機内に持ち込むためには、次の3つの条件を「すべて」クリアしなければなりません。

1、あらゆる液体物は、100ml(g)以下の容器に入れること。
2、それらの容器を、容量1リットル以下の透明なジッパー付きプラスチック袋に入れること。
3、持ち込める袋の数は、1人につき1袋のみであること。

ここで多くの人がやりがちなミスが、「中身が少なければ大丈夫」という勘違いです。たとえ使いかけで中身が10mlしか残っていなくても、容器自体のサイズが150mlであれば持ち込みは禁止されます。保安検査場の検査官は、中身の量ではなく「容器に記載された容量」を見て判断するからです。

この厳しいルールをクリアしつつ、機内で快適に過ごすための具体的なパッキング術を3つ紹介します。

具体例1:普段使いの化粧水は100均の真空ボトルへ詰め替える

普段愛用している化粧水をそのまま持ち込みたい場合は、必ず100ml以下の容器に詰め替える作業が必要です。おすすめは、100円ショップや無印良品で手に入る「真空タイプ」の詰め替えボトル。

中身が減ると底が上がってくる仕組みなので、空気に触れにくく、機内の気圧変化による液漏れも防げます。ボトルには油性ペンやラベルシールで中身を書いておくと、薄暗い機内でも使い間違える心配がありません。

もし詰め替えが面倒なら、旅行用に販売されている「トライアルセット」を購入するのも一つの手です。これらは最初から機内持ち込みサイズで作られていることが多いため、そのままポーチに入れるだけで済みます。

具体例2:ファンデーションや下地は「試供品のパウチ」を活用する

リキッドファンデーションや化粧下地、BBクリームなども液体の対象となり、容量計算に含まれます。これらをボトルごと持ち込むと、すぐにジッパー袋がいっぱいになり、他の必需品が入らなくなってしまいます。

そこで活躍するのが、デパートのカウンターや雑誌の付録でもらった「試供品のパウチ」です。1回使い切りのパウチなら、液体物としてカウントされつつも、体積は紙のように薄いため場所を取りません。

使い終わったら現地のホテルで捨てて帰れるので、帰りの荷物を減らすことにもつながります。「いつか使おう」と家に溜め込んでいる試供品があるなら、ハワイ行きの機内こそが最高の出番です。

具体例3:液体の代用として「固形」や「シート状」のアイテムを選ぶ

液体物の持ち込みには「1リットルの袋に収まる分だけ」という物理的な限界があります。どうしても入りきらない場合は、液体ではない形状のアイテムに置き換えるのが賢いテクニックです。

例えば、メイク落としはクレンジングオイルではなく「ふき取りシート」を選べば、液体制限の対象外になります。同様に、洗顔フォームの代わりに「酵素洗顔パウダー」や「固形石鹸」を使えば、袋のスペースを圧迫しません。

最近では、スティック状の美容液やバーム状のヘアトリートメントなど、固形の優秀なコスメも増えています。「液体を減らす」という視点を持つだけで、パッキングの悩みは劇的に解消されるはずです。

保安検査場では、この液体物が入ったジッパー袋をカバンから取り出し、トレーに載せて検査を受けます。スムーズに通過できるよう、袋は手荷物の奥底ではなく、取り出しやすい一番上のポケットに入れておきましょう。

ハワイ路線の機内持ち込み手荷物サイズや重量規定

液体物の次に立ちはだかる壁が、「手荷物のサイズと重量」の規定です。ハワイ便の機内には、すべての乗客の荷物を収納できるスペースがあるわけではありません。

特に近年は、燃油サーチャージの高騰やLCC(格安航空会社)の普及により、重量チェックが厳格化しています。「数センチくらい大丈夫」「少しくらい重くてもバレない」という甘い考えは通用しません。

一般的なハワイ路線(JAL、ANA、ハワイアン航空など)のルールを見てみましょう。基本的には、以下の組み合わせで「合計2個まで」持ち込むことが可能です。

1、手荷物1個:収納棚に入れるキャリーケースやボストンバッグなど
2、身の回り品1個:座席下に置くハンドバッグ、ショルダーバッグ、PCバッグなど

重量制限は、航空会社によって「2個合わせて10kg以内」または「7kg以内」と定められています。特にZIPAIRなどのLCCを利用する場合は、「合計7kgまで」という厳しい制限があるため注意が必要です。7kgというのは、キャリーケース本体の重さを引くと、中身は数キロしか入れられない計算になります。

サイズに関しても、一般的に「3辺の合計が115cm以内(かつ各辺の長さ規定あり)」が目安です。これらを踏まえた上で、失敗しないための具体的な対策を3つ解説します。

具体例1:キャリーケースは「キャスターと持ち手」を含めて計測する

機内持ち込み用のスーツケースを選ぶ際、本体部分のサイズだけで判断していませんか?航空会社の規定サイズは、キャスター(車輪)やハンドル、外ポケットの膨らみまで含めた「総外寸」で計測されます。

空港のチェックインカウンターには、手荷物のサイズを測るための金属製のゲージ(枠)が置かれています。もしキャスターが引っかかって枠に入らなければ、その場で受託手荷物(預け入れ)に変更しなければなりません。

特に「機内持ち込み対応」と書かれた商品でも、拡張機能(エキスパンダブル)でマチを広げると規定オーバーになることがあります。自宅でメジャーを使って測る際は、必ず一番出っ張っている部分を含めて、厳しめに採寸を行ってください。

具体例2:身の回り品は「前の座席の下」に入るサイズを厳守する

「身の回り品」として持ち込むハンドバッグやリュックは、離着陸時に前の座席の下へ収納する必要があります。足元が狭くなるのを嫌って膝の上に抱えていても、CAさんから必ず収納するように指示されます。

そのため、あまりに大きすぎるトートバッグや、硬くて形が変わらないバッグは不向きです。おすすめは、柔らかい素材のナイロン製バッグや、マチが広すぎないスクエア型のリュック。

座席の下にスムーズに入り、かつ自分の足の置き場も確保できるサイズ感がベストです。機内で使うスリッパや防寒具、スマホの充電器などは、この身の回り品バッグに入れておくと、ベルト着用サイン中もすぐに取り出せます。

具体例3:免税店での「買いすぎ」による個数オーバーに注意する

意外と知られていないのが、保安検査場を通過した後に購入したお土産や免税品の扱いです。免税店で購入したお菓子や化粧品の袋も、立派な「手荷物の一つ」としてカウントされます。

すでに「キャリーケース」と「ハンドバッグ」を持っている状態で、さらに「お土産の大きな紙袋」を持つと、荷物は合計3個。これは明らかな規定違反となり、搭乗ゲートで呼び止められる対象になります。

この場合、お土産の袋をキャリーケースの中に無理やり押し込むか、ハンドバッグと一つにまとめるしかありません。最悪の場合、搭乗直前に高い追加料金を払って荷物を預けることになり、楽しい気分が台無しになります。

免税店で買い物をする予定があるなら、あらかじめキャリーケースの中にスペースを空けておくことが重要です。もしくは、身の回り品を入れるバッグを大きめのエコバッグにしておき、買ったお土産をそこにひとまとめにする工夫をしましょう。

出発当日は、自宅を出る前に体重計を使って、荷物の総重量をチェックすることをおすすめします。空港で慌ててスーツケースを広げ、パンツや靴下を詰め替える姿は、あまりスマートとは言えません。余裕を持ったパッキングで、スマートにハワイへの旅立ちを迎えましょう。

ハワイまでの機内持ち込みで女子の悩みを解決する快適グッズ

日本からハワイ・ホノルル空港までのフライト時間は、行きで約7時間〜8時間、帰りは向かい風の影響で約9時間〜10時間にも及びます。これは、ヨーロッパ旅行ほどではないにせよ、映画を3本観てもまだ到着しないほどの長い時間です。

エコノミークラスの狭い座席で、身動きが取れないまま一晩を過ごすのは、想像以上に体力を消耗します。「ハワイに着いたら、すぐに海へ行きたい!」「素敵なレストランでディナーを楽しみたい!」そんな計画を立てていても、機内で体調を崩してしまえば、到着初日はホテルで寝て終わる…なんて悲しい結末になりかねません。

特に女性の身体はデリケートで、気圧の変化や乾燥、座りっぱなしの姿勢から、「冷え」「むくみ」「乾燥」といったトラブルがダイレクトに襲いかかります。逆に言えば、この機内での過ごし方さえ攻略できれば、ハワイ旅行の満足度は劇的に向上します。

ここでは、数多くのハワイ女子旅を経験した達人たちが必ず持ち込む、機内を「極上のリラックス空間」に変える神グッズを厳選して紹介します。

強烈な機内の冷房から身を守る防寒アイテム

「南国に行くのだから、機内も暖かいはず」そう思って薄着で搭乗し、離陸してから後悔する女性が後を絶ちません。

ハワイ路線の機内は、航空会社を問わず、冷房が非常に強く効いています。特にデルタ航空やハワイアン航空などの外資系エアラインでは、欧米人の体感温度に合わせて設定されているため、日本人女性にとっては「冷蔵庫の中」にいるような寒さです。

上空1万メートルを飛ぶ機内は外気温がマイナス50度近くあり、機体の壁側席などは物理的にも冷気が伝わりやすくなっています。寒さで体が縮こまると血流が悪くなり、肩こりや頭痛、ひどい場合は風邪の原因にも。

ハワイの空港に降り立った瞬間、気温差で体調を崩さないためにも、機内では「真冬並み」の防寒対策が必要です。具体的に、以下の3つのアイテムを駆使して、自分の席だけを快適な温度に保ちましょう。

具体例1:コンパクトに収納できる「ウルトラライトダウン」

最強の防寒アイテムとしておすすめなのが、ユニクロなどでおなじみの薄手ダウンジャケットです。「夏服のスーツケースにダウンを入れるなんて」と抵抗があるかもしれませんが、これがあるだけで機内の快適さは段違いです。

ポイントは、付属のポーチに収納すれば、ペットボトル一本分程度のサイズになること。ハンドバッグの隅に入れておき、寒さを感じたらサッと羽織る、あるいは膝掛けとして使うことができます。

選ぶ際は、「フードがないタイプ(襟付きやノーカラー)」がおすすめ。フードがあると、座席のヘッドレストに頭をもたれた時に首元がゴワつき、安眠を妨げる原因になるからです。また、袖を通さずに逆さに着て腕を包み込めば、簡易的な寝袋のように暖かく過ごす裏技もあります。

具体例2:素材にこだわった「大判ストール」

カーディガンよりも万能なのが、肩からすっぽり被れる大判のストールです。機内では航空会社からブランケットが貸し出されますが、薄くて静電気が起きやすい化学繊維のものが多く、1枚では寒さを防ぎきれないことが多々あります。

そんな時、自分専用のストールを重ねるだけで、空気の層ができて保温性が格段にアップします。おすすめの素材は、薄手でも暖かい「カシミヤ」や「ウール混」のもの。化学繊維100%のものよりも通気性が良く、蒸れずにじんわりと温めてくれます。

ストールは防寒以外にも、素晴らしい役割を果たしてくれます。顔まで覆えば、乾燥した機内の空気から喉や肌を守り、無防備な寝顔を他人に見られるのも防げます。丸めれば腰当てや枕の高さ調整にも使えるため、1枚で何役もこなす必須アイテムです。

具体例3:足首を死守する「レッグウォーマー」や「厚手ソックス」

「首」「手首」「足首」の3つの首を温めることは、冷え対策の鉄則です。中でも最も冷えやすく、一度冷えると温まりにくいのが「足首」です。

ハワイ到着後のためにサンダルで搭乗する方も多いですが、素足で長時間機内にいるのは自殺行為と言えます。必ず機内用の厚手ソックスを持参し、座席に着いたらすぐに履き替えましょう。モコモコとした素材のものなら、肌触りも良くリラックス効果も高まります。

さらに便利なのが、脱ぎ履きの手間がいらない「レッグウォーマー」です。トイレに行く際、靴下だと床の汚れが気になって靴を履くのが面倒ですが、レッグウォーマーならそのままでOK。スカートの下に忍ばせておけば、誰にも気づかれずに下半身をポカポカに保てます。暑くなったらすぐに脱げるので、体温調節が難しい機内には最適なアイテムです。

長時間フライトの足のむくみを防ぐリラックス用品

「ハワイに着いたら足がパンパンで、お気に入りのサンダルが食い込んで痛い…」「ふくらはぎがダルくて、ダイヤモンドヘッドに登る元気がない」これらは、機内でのケア不足が招く典型的な失敗例です。

機内では気圧が地上よりも低いため、体内のガスが膨張しやすく、血流も滞りやすくなります。さらに狭い座席で7時間以上も同じ姿勢でいることは、いわゆる「エコノミークラス症候群」のリスクも高めます。到着後の美脚と元気を守るために、搭乗直後から徹底的なむくみケアを行いましょう。

具体例1:医療用レベルの「着圧ソックス」

もはや女子旅の常識とも言える着圧ソックスですが、選び方と使い方にコツがあります。まず、商品は「メディキュット」などの信頼できるメーカーのものを、できれば「高圧力タイプ」で選びましょう。

そして最大のポイントは、「飛行機に乗る直前」または「搭乗してすぐ」に履いてしまうことです。多くの人が、足がむくんで辛くなってから履こうとしますが、それでは手遅れ。パンパンになった足にキツいソックスを履くのは大変な労力ですし、効果も半減してしまいます。

形状は、つま先が開いている「オープントゥタイプ」が絶対におすすめ。つま先まであるタイプは、長時間履いていると指先が圧迫されて痛くなったり、蒸れたりする原因になります。黒色のシンプルなデザインなら、レギンスのように見えて機内コーデにも馴染みます。

具体例2:底が厚めの「折りたたみ携帯スリッパ」

座席に座ったら、締め付けのあるスニーカーやヒールはすぐに脱ぎ捨てましょう。足を解放して指をグーパーと動かせる状態を作るだけで、血流の滞りは大幅に改善されます。

機内用の履物として、ホテルのような使い捨てスリッパを持参する人もいますが、トイレに行くことを考えると少し不安です。機内のトイレの床は水滴(あるいはそれ以外のもの)で濡れていることが多く、ペラペラの使い捨てスリッパでは染み込んでくる可能性があります。

おすすめは、底がある程度しっかりしたゴム製や合皮製の「折りたたみスリッパ」です。布製でも底面だけ防水加工されているものなら安心。100円ショップのサンダルでも代用できますが、かさばるのが難点なので、折りたためるタイプがスマートです。このスリッパは、現地のホテルで室内履きとしても使えるので、1つ持っておくと旅全体で重宝します。

具体例3:座ったまま使える「マッサージボール」

物理的に筋肉をほぐすグッズも、非常に効果的です。以前はテニスボールを持ち込むのが裏技として流行りましたが、今はより軽量でコンパクトな「筋膜リリースボール」が便利です。

使い方は簡単で、靴を脱いだ足の裏でボールをコロコロと転がすだけ。これなら狭いエコノミークラスの足元でも、隣の人に迷惑をかけずに足裏のツボを刺激できます。足裏だけでなく、太ももの下や腰と座席の間に挟めば、自重で指圧マッサージのような効果が得られます。

ボールを持ち込むのが荷物になる場合は、「青竹踏み」の要領で、空になったペットボトルを足裏で転がすだけでも効果があります。大切なのは、とにかくじっとせずに足を動かし、刺激を与え続けることです。

機内食後や就寝前に役立つエチケットグッズ

機内では、食事をして、仮眠を取り、目覚めて朝食を食べるという生活サイクルがあります。しかし、お風呂には入れませんし、自由に歯を磨ける環境とも言えません。

「口の中が気持ち悪い」「汗でベタベタする」という不快感は、地味にストレスを蓄積させます。また、隣の席の人との距離が近いため、ニオイのエチケットも気になるところ。座席に座ったまま、水を使わずにサッとケアできるアイテムを用意しておきましょう。

具体例1:水なしでスッキリする「歯みがきシート」

機内食の直後は、トイレに長蛇の列ができます。歯磨きのためだけに並ぶのは時間がもったいないですし、揺れる狭いトイレでの歯磨きは意外と大変です。さらに、マウスウォッシュは液体物として持ち込み制限の対象になるため、大きなボトルは持ち込めません。

そこで活躍するのが、シートタイプの「歯みがきシート(歯みがきティッシュ)」です。指にシートを巻き付け、歯や舌の汚れを拭き取るだけで、口の中のネバつきを驚くほどスッキリ除去できます。キシリトール配合のものなら爽快感もあり、気分転換にも最適。ポーチに数枚入れておけば、消灯後の暗い機内でも、座席にいながら誰にも気づかれずにオーラルケアが完了します。

具体例2:保湿成分入りの「ボディシート」

ハワイへ向かう高揚感で汗をかいたり、長時間座りっぱなしで首筋や脇がベタついたりすることもあります。お風呂に入れないフライト中、ボディシートで体を拭くだけで、シャワーを浴びたようなリフレッシュ感が得られます。

選ぶ際の注意点は2つ。

1つ目は、「無香料」を選ぶこと。狭い密室空間で香りの強いシートを使うと、周囲の人にとっては「香害」になりかねません。

2つ目は、「パウダーなし」または「保湿タイプ」を選ぶこと。

サラサラにするパウダー入りは、乾燥した機内では肌のカサつきを悪化させたり、黒い服に白く付着したりする恐れがあります。ヒアルロン酸などの保湿成分が含まれたシートなら、汚れを落としつつ乾燥ケアもできて一石二鳥です。

具体例3:高機能な「加湿マスク」

コロナ禍を経てマスクは必需品となりましたが、機内では「不織布マスク」以上の機能を持ったものを選びましょう。おすすめは、濡れフィルターをポケットに入れるタイプの「加湿マスク(ぬれマスク)」です。

機内の湿度は20%以下と砂漠並みですが、このマスクを着けていれば、自分の呼吸によって口元周りの湿度を高く保てます。喉のイガイガや痛みを防ぐだけでなく、肌の水分が蒸発するのもブロックしてくれます。

また、マスクは最強の「すっぴん隠し」アイテムでもあります。メイクを落とした後の顔や、口を開けて寝ている無防備な姿をしっかりガード。個包装のものを多めに持っていけば、帰りのフライトはもちろん、現地でバスに乗る際などにも使えて衛生的です。

これらのアイテムを、すぐに取り出せるポーチにまとめて「機内快適セット」を作っておきましょう。準備万端で乗り込めば、ハワイまでの7時間は「我慢の時間」から「自分を労わるリラックスタイム」へと変わるはずです。

ハワイ到着前に役立つ女子の機内持ち込み美容アイテム

日本発のハワイ便は、現地の午前中に到着するスケジュールが一般的です。空港に降り立った瞬間から、真っ青な空と輝く太陽があなたを待っています。つまり、飛行機を降りてすぐに観光やショッピング、そして記念撮影がスタートするのです。

しかし、機内でのケアを何もしないままだと、到着時の肌は乾燥でボロボロ、顔色はどんより…なんてことも。入国審査でマスクを外した瞬間や、ホノルル空港の看板前で写真を撮った時に、「私、こんなに疲れた顔してるの!?」とショックを受けたくないですよね。

到着初日から最高の笑顔でハワイを満喫するためには、機内での「保湿」と「メイク直し」がカギを握ります。ここでは、美容感度の高い女子たちが実践している、機内持ち込み美容の極意と必須アイテムを紹介します。

砂漠のような機内の乾燥を防ぐ保湿スキンケア

飛行機の中の湿度は、わずか10%〜20%程度まで下がると言われています。これは、地球上で最も乾燥しているサハラ砂漠(平均湿度20〜30%)よりも過酷な環境です。

地上では潤っている肌も、機内では水分がどんどん蒸発していき、カピカピのドライフルーツ状態になりかねません。乾燥は肌荒れやくすみの原因になるだけでなく、到着後のメイクのノリを最悪にしてしまいます。「ハワイに着くまでは肌を守り抜く」という強い意志を持って、徹底的な保湿ケアを行いましょう。

ただし、ここでも「液体物の持ち込み制限」が関わってきます。ルールをクリアしつつ、砂漠のような乾燥に打ち勝つための神アイテムを3つ厳選しました。

具体例1:高保湿タイプの「個包装シートマスク」

機内保湿の王様といえば、やはりシートマスクです。化粧水を何度も重ねづけするよりも、パックで覆ってしまった方が水分の蒸発を防げます。選ぶポイントは、「個包装タイプ」かつ「とろみのある高保湿タイプ」であること。

大容量パックはかさばる上に液漏れの心配がありますが、個包装ならポーチの隙間にスッと入ります。また、サラサラの化粧水タイプよりも、美容液がひたひたに含まれたタイプの方が、長時間乾きにくくおすすめです。

使うタイミングは、機内食が終わり、照明が消えて「おやすみモード」に入ってから。暗い機内なら、顔にパックを貼っていても周りの目は気になりません。10〜15分ほど置いて剥がした後は、マスクを折りたたんでパッティングし、首筋やデコルテ、乾燥しやすい肘まで拭けば全身保湿が完了します。ただし、香りが強すぎるものは周囲への配慮が必要なので、微香性や無香料のものを選びましょう。

具体例2:液体制限フリーの「スティック状マルチバーム」

近年、旅慣れた女子の間で大流行しているのが、スティックタイプの美容液(マルチバーム)です。リップクリームを巨大にしたような形状で、繰り出して肌に直接塗ることができます。

最大のメリットは、「固形物」扱いになるため、液体持ち込み制限のジッパー袋に入れなくて済むこと。ポーチに入れて手元に置いておけば、乾燥を感じた瞬間にサッと取り出せます。

目元や口元のカサつきはもちろん、ささくれができやすい指先や、パサついた毛先のケアにも使える万能選手。メイクの上から使えるタイプを選べば、到着直前のメイク直しの際にも、ヨレた部分をなじませたり、頬にツヤを足したりするハイライト代わりとしても活躍します。1本で何役もこなしてくれるので、荷物を減らしたいハワイ旅には欠かせません。

具体例3:リッチな使い心地の「試供品オイル・クリーム」

普段、日本で使うには「ちょっとベタつくかな?」と感じるような、こっくりとしたクリームやオイル。実はこれこそが、超乾燥状態の機内ではベストな保湿アイテムになります。

いつもの乳液だけでは、機内の乾燥スピードには太刀打ちできません。油分でしっかりと蓋をして、肌の水分を閉じ込める必要があります。

ここでおすすめなのが、デパートのコスメカウンターなどでもらった「高級クリームやオイルの試供品」を活用すること。1回分がパウチに入っているため、液体としての容量計算も最小限で済みますし、使い終わったら捨てて帰れます。普段は高くて買えないようなリッチなアイテムを、機内でのスペシャルケアとして投入するのも旅の楽しみの一つ。たっぷりと塗ってマスク(不織布)をして寝れば、翌朝の肌は驚くほどモチモチになっているはずです。

到着前のメイク直しをスムーズにする便利コスメ

ハワイ到着の約2時間前になると、機内の照明がパッと点灯し、軽食(朝食)のサービスが始まります。ここから着陸まではあっという間で、トイレには歯磨きやメイク直しをする人の長蛇の列ができます。揺れる機内で、順番待ちを気にしながらトイレでフルメイクをするのは至難の業。

賢いハワイ女子は、トイレには立たず、自分の座席でスマートにメイクを済ませます。「時短」かつ「崩れにくい」、そしてハワイの強力な紫外線に負けないためのメイクアイテムを見ていきましょう。

具体例1:1つで3役をこなす「クッションファンデーション」

機内メイクの最強の味方は、間違いなくクッションファンデーションです。リキッドファンデーションのツヤ感と、パウダーの手軽さを兼ね備えており、下地なしでも肌にピタッと密着します。

最大の魅力は、付属のパフでポンポンするだけでベースメイクが完成し、手が一切汚れないこと。洗面所がない座席でも、コンパクトの鏡を見ながらササッと仕上げられます。保湿力が高い製品が多いので、乾燥した機内でのメイク乗りも抜群です。

そして何より重要なのが、「SPF50+/PA++++」など高いUVカット効果があるものを選ぶこと。空港を一歩出た瞬間から、ハワイの紫外線は容赦なく降り注ぎます。日焼け止めを塗り直す手間を省きつつ、鉄壁の守りを固められるクッションファンデは、ハワイ旅の必須アイテムです。

具体例2:寝起き顔を救う「アイブロウ(ペンシル&パウダー)」

「マスクをしていても、眉毛だけは描いておけ」と言われるほど、眉は顔の印象を決定づけるパーツです。特に機内で寝て起きると、枕やアイマスクで擦れて眉尻が消えてしまっていることがよくあります。眉毛がないままだと、一気に「寝起き感」が出てしまい、到着後の写真も残念な仕上がりに。

おすすめは、ペンシルとパウダー、そしてスクリューブラシが一本になった一体型タイプです。ペンシルで足りない部分を描き足し、パウダーでふんわりぼかせば、短時間で自然な「きちんとした顔」が作れます。液体ではないので持ち込みも簡単。到着後にサングラスをかける予定の人も、サングラスの上から眉毛が見えることがあるので、手抜きは禁物です。

具体例3:血色感をプラスする「ティントリップ&チーク」

長時間のフライト後は、血行不良で顔色が悪くなっていることが多いもの。そこにハワイの明るい日差しが当たると、顔色の悪さがより強調されてしまいます。健康的でハッピーなオーラを纏うために、リップとチークで血色感をプラスしましょう。

荷物を減らすために、リップとチークを兼ねられるアイテムがおすすめです。指に適量を取り、唇に塗った残りをそのまま頬にポンポンと馴染ませれば、メイクに統一感が生まれ、時短にもなります。

選ぶなら、落ちにくい「ティントタイプ」がベスト。到着後にウェルカムドリンクを飲んだり、すぐに食事に行ったりしても、色が長持ちします。カラーは、ハワイの景色に映えるコーラルピンクやオレンジ系を選ぶと、写真映えもバッチリですよ。

これらのアイテムを小さなポーチにまとめておき、着陸態勢に入る前にササッと仕上げてしまいましょう。余裕を持って準備を整えれば、窓の外に見えるダイヤモンドヘッドを、最高の笑顔で迎えられるはずです。

ハワイの機内持ち込みで女子がやりがちな失敗談

どんなに旅慣れた人でも、ハワイ旅行となるとテンションが上がり、普段ならしないような判断ミスをしてしまうものです。特にパッキングの最終段階では、「あれも必要かも」「これもあったら便利かも」という不安から、荷物がどんどん増えていく傾向にあります。

しかし、機内という特殊な環境下では、その「良かれと思って入れた荷物」が、逆に自分を苦しめる原因になることも少なくありません。ここでは、多くの先輩ハワイ女子たちが涙を飲んだ、代表的な2つの失敗ケースを反面教師として学びましょう。

かさばるメイクポーチを持ち込んで後悔したケース

「ハワイに着いたら、すぐに完璧なメイクでインスタ用の写真を撮りたい!」その意気込みは素晴らしいのですが、気合が入りすぎて、自宅で使っている「フルメイクセット」を丸ごと機内に持ち込んでしまう方がいます。

「念のため全部持っていけば安心」という考えは、エコノミークラスの狭い座席では命取りです。限られたスペースで巨大なポーチと格闘することになり、快適さが著しく損なわれてしまいます。

具体例1:テーブルを占領され、機内食が食べられない

エコノミークラスのテーブルサイズは、一般的に横40cm×縦25cm程度しかありません。ここにマチの広い大きなメイクポーチを置いてしまうと、それだけでスペースの半分以上が埋まってしまいます。

いざ機内食が配られた時、トレーを置く場所がなく、慌ててポーチを片付けることに。しかし、足元にはすでに手荷物が詰まっていて入れる場所がなく、結局食事中ずっと膝の上にポーチを抱えながら食べる羽目になった…という失敗談は非常に多いです。ドリンクが配られても置く場所がないため、常に手で持っていなければならず、映画を見る余裕すらなくなってしまいます。

具体例2:暗闇の「ガサゴソ音」で周囲に迷惑をかける

機内は離陸してしばらくすると、就寝時間のために照明が落とされます。そんな暗闇の中で、大きなポーチの中から小さなリップクリームや目薬を探すのは至難の業です。

自分では静かに探しているつもりでも、静まり返った機内では、ナイロン製ポーチの「ガサゴソ」という摩擦音や、ファスナーの開閉音は意外と響きます。隣の席の人が寝ている場合、その音で起こしてしまうのではないかと気を使ってしまい、結局必要なアイテムを取り出すのを諦めてしまうことも。結果、乾燥した唇やドライアイを我慢したまま到着を迎えるという、本末転倒な事態に陥ります。

具体例3:狭すぎるトイレでメイク直しができない

「座席でメイクするのは恥ずかしいから、着陸前にトイレで直そう」と考えている人も多いでしょう。しかし、機内のトイレ(ラバトリー)は、人が一人入るのがやっとの狭さです。洗面台のスペースも極小で、しかも水しぶきで濡れていることがほとんど。

ここに大きなポーチを持ち込んでも、置く場所はどこにもありません。便座の蓋を閉めて置くしかありませんが、衛生的に抵抗がある人も多いはず。結局、片手で重いポーチを抱え、もう片方の手でアイラインを引くという曲芸のようなメイク直しを強いられます。揺れる機内でそんなことをすれば、手元が狂ってパンダ目になるのがオチです。

うっかり没収されやすい日焼け止めスプレー

ハワイの強烈な紫外線対策として、日焼け止めは必須中の必須アイテムです。特に、髪や背中にも手軽に使える「スプレータイプ」は人気ですが、これこそが機内持ち込みにおける最大のトラップです。

スプレー缶には、「液体物の容量制限(100ml以下)」に加えて、「高圧ガス保安法」や「航空法」に基づく危険物の規制という、二重のハードルが存在するからです。この複雑なルールを理解していないと、保安検査場で悲しい別れをすることになります。

具体例1:お得な「大容量サイズ」が仇となり即没収

ドラッグストアでよく売られている、150gや200g入りの日焼け止めスプレー。「たっぷり使えてお得!」と購入し、そのまま機内持ち込み手荷物に入れてしまうのが最も多い失敗パターンです。

前述の通り、液体物は「容器のサイズ」が100ml(g)以下でなければなりません。たとえ使いかけで中身が減っていたとしても、缶の表示が「150g」であれば、その場で没収となります。検査官の前で「中身はほとんど入ってないんです!」と訴えても、ルールはルール。買ったばかりの新品が目の前のゴミ箱に捨てられる瞬間は、精神的なダメージが大きすぎます。

具体例2:「火気厳禁」マークによる精密検査

サイズが100ml以下のミニ缶であっても、安心はできません。スプレー缶に使われているガスの種類によっては、持ち込み自体が禁止されている場合があるからです。

特に注意が必要なのが、缶に記載されている「火気と高温に注意」という赤い表示。化粧品類のスプレーは基本的に持ち込み・預け入れ共に可能(1容器0.5kg/L以下、合計2kg/L以下)な場合が多いですが、検査官によっては厳しくチェックされます。

保安検査場でX線検査に引っかかり、カバンを開けるように指示され、スプレー缶を取り出して成分表示を確認される…。後ろに並んでいる人の視線が刺さり、出発前から冷や汗をかくことになります。説明を求められた際に、スムーズに答えられないと検査に時間がかかり、搭乗時刻ギリギリになってしまうリスクもあります。

具体例3:ミスト化粧水と日焼け止めスプレーの混同

「顔の乾燥対策に」と持ち込んだミスト化粧水でも失敗が起きます。プラスチック容器に入った「霧吹きタイプ」なら単なる液体物として扱われますが、金属製の「エアゾール缶(窒素ガス使用など)」に入ったものは、スプレー缶としての規制対象になります。

「ただの水(化粧水)だから大丈夫」と思い込んでいても、容器の構造上、危険物扱いを受ける可能性があるのです。また、制汗スプレーやヘアスプレーも同様です。あれもこれもとスプレー缶を持ち込もうとすると、液体物を入れる「1リットルの透明ジッパー袋」の容量をすぐにオーバーしてしまいます。スプレー缶は円柱状でかさばるため、袋のジッパーが閉まらず、泣く泣く廃棄することになるのです。

まとめ|ハワイ機内持ち込み女子

ハワイへの長旅も、機内持ち込みの工夫ひとつで「快適な癒やし時間」に変わります。液体のルールを守りつつ、乾燥や冷えから自分を守るグッズを厳選しましょう。

到着直前のメイク直しまで計算に入れておけば、降りた瞬間から自信を持って観光をスタートできます。「もっと準備しておけばよかった」と後悔しないよう、今すぐ手持ちのアイテムをチェックしてみてください。

足りないものはリストアップして、早めに買い足しておくと安心です。万全の準備で機内をクリアすれば、ハワイの青い空と海が最高の笑顔で迎えてくれますよ!

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