抽選プログラムで当選した移住者が多いハワイ

私も東京で働いていた頃、再びアメリカに住みたくて、だたひたすら「グリーンカードが当たればなあ~~~」なんて・・・漠然と考えていた時期もありました。

私はアメリカ人と結婚し配偶者となってグリーンカードを得たのですが、ハワイでも結構周りにグリーンカード抽選プログラムで当選してハワイに住んでいる人たちがいらっしゃいます。

宝くじみたいなものだから、なかなか当選しないだろう・・・と思っていたんだけど、結構当選して移住してくる人が居てびっくりしました。

グリーンカードがあればすぐ仕事は見つかるか?

さて、グリーンカードを取得すればアメリカでの就労が許されるので、アメリカに行けば何とかなるだろう・・・なんて甘い考えでもしアメリカに渡った場合、大変な目に遭う人も多いです。

特に英語が話せない人は英語が話せる人より大変です。またアメリカの方が学歴社会なので大学の卒業資格を持っていないと職業によっては応募もできないこともあります。

ハワイのように日本人観光客相手にビジネスがある町では英語が出来なくても観光・サービス業であれば、何とか仕事があるかもしれませんが、正社員雇用のポジションは少なくパートタイムの仕事をいくつか掛け持ちして生計を立てるという人も沢山います。

まず何をすれば良いか

毎年グリーンカード抽選プログラムに応募している人はアメリカに渡ったら自分がどんな仕事ができるのかちゃんとリサーチしたほうが良いです。

当選してアメリカに渡っても仕事探しが上手くいかず、泣く泣く断念して日本に帰国・・・とか、渡米の前の段階で、これは無理だ・・・と判断して結局渡米を断念される方もいます。そんなにアメリカという国は他人に優しい国ではありません。

自由があるって、その人にそれだけ責任があるということだからね~。

仕事のリサーチはネットで仕事検索して業界調査をし、年俸がどの位期待できそうか・・・とか、自分の今の仕事をアメリカでする場合にライセンス(資格)を取得しないと出来ない仕事なのか?とか、そのライセンスの難易度はどの程度なのかとか、現地の人材派遣会社などに問い合わせをしてみるとか、ちゃんと自分できちんと調べてみましょう。

「日本ではXXXXなんですけどね~~」とか日本の話をアメリカでしたところでアメリカ人には「So what?」= だから何?って言われて終わりだからそんなくだらないセリフは決して言わないように。

給料は半分!?

ちなみにアメリカ本土からハワイに引っ越してきた場合、本土での年俸の大体半分になります。

一例として知り合いの麻酔医さんがカリフォルニアで仕事をしたら4,000万円の年俸がハワイに越したら2,000万円しか稼げないので引っ越し止めた・・・と面接も終わってあとオファーにサインをするだけのところで止めてまだ本土に住んでいます。

アメリカは親が学費を払わないでStudent Loanを抱えて仕事をしているので年俸2,000万円も違っちゃったら人生その先のプランが変わってきちゃうよね・・・。ということでアメリカ人でさえも2-3年で見切りつけて本土に戻っちゃいます。

ハワイの年収は?

気になるところは、一体どの位稼げばハワイで暮らせるのか・・・ということでしょう。
先日のハワイのローカルニュースで「ハワイはアメリカで一番賃貸料が高い町」と出てました。本当にそうだと思います。

ハワイに住む43%の世帯は賃貸で生活し、平均時給賃金は1人$14.53、ハワイで2ベッドルームを借りるのに必要な金額は時給換算にしたら$34.22。これを世帯年収にしたら1年で$71,184必要になります。

日本語のフリーペーパーやネットの求人広告見てもここまで稼げる仕事はなかなかない、必然的に共働き。

だからこそ、ハワイに住むとなったら副業や自分でビジネスを興すということを考えるようになります。一つの収入源に頼るのは危険。景気に寄って左右されるものであれば尚更その他のPlan B、Plan C位準備すべき。

今は世界がネットで繋がっているので日本とハワイを繋ぐビジネスでもフリーランスで出来る仕事でも自分のスキルセットで出来ることを常に考えておきましょう。

どうやって仕事探しをするか?

仕事は「人脈が命」だと思います。日本に居るころから「ハワイに繋がる人脈形成」を心がけましょう。私は常に「来年ハワイに引っ越すんですよー」と公言してました。(笑)周りに言ってしまえば、それが出来なかったら「オオカミ少年」になってしまうので自分を奮い起こす為にも、ず~っと言い続けてました。本当にそのおかげで次の年ハワイに移住できましたから。

ハワイ関係のセミナーにも参加すべし。有料のものに参加しましょう。提供する側も受ける側も真剣ですから、そこでまた良いご縁があるかもしれません。

ハワイの求人広告だけに一般応募してもダメ。人材紹介会社も上手に利用すべき。公には出さない募集は世の中沢山あります。急募でなくて良い人が居たら雇いたい・・という会社も沢山あります。ハワイの人材紹介会社だけでは数が少ないのでアメリカ本土に支社がある会社を利用しても良いと思います。

まとめ:現実を知り、準備をすればハワイ移住も夢じゃない!

夢物語ではなく、きちんと現実を把握してそれに対して準備をすれば、ハワイ移住も夢ではありません。

私たちのように日本で生まれこうやってハワイに移住している人たちが沢山いるのですから、そのような人達がどのように移住を果たしたのか、どんなお仕事をしているのか、自分に置き換えたらそれが出来そうか・・・ということを色々とリサーチしてみましょう。

Never Give Up!

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michi_kailua

東京出身。現在6歳になるゴールデンレトリーバーのTIKI(息子くん)とHANA(娘ちゃん)2匹のママ。現在カリフォルニア出身のダンナさんとオアフ島のカイルアに住んでいます。

東京、フィラデルフィア、サンディエゴ・・と暮らしてきた後にたどり着いたのは、ここハワイ。
ハワイ州認定不動産取扱士のライセンスを取得し現在は夫婦で日本とハワイのお客様に向けてハワイ不動産売買のサポートをしています。

アロハガールでは「いつか私もハワイに住みたい!」と日本で頑張る女子に向けて「本音のハワイ」「ハワイ移住へのステップ」をお話ししちゃいます。

ごくごく平凡な私が実現できた「ハワイ移住」、私が出来れば皆も出来る!

大切なのはアクションを起こせるか・・・です。自分を信じてハワイを引き寄せましょう♡

その他、ハワイホームステイのウェブサイトはこちらです。
www.hawaiilifesgtyles.net
(現在カネオヘとマカハ地区でのホームステイをご案内しています。詳細はホームページをご確認ください。)