こんにちは～。アロハガール探検部のゆきです。今日は突然思いついてマウイ島に行くことにしました。マウイ島は飛行機で、オアフ島から45分ほど。そのうち空中にいるのはおそらく15分くらい。飛行機に乗ってる時間よりも空港でセキュリティーだチェックインだなんだかんだやってる時間の方が長いという、まじめに考えるとちょっと納得いかない航空事情です。

今回は24時間という限られた時間の旅なので、レンタカーでいろいろ回るかどうか悩んだのですが、今回はマウイの庶民の足、マウイバスで観光してみようと思い、おひとり様マウイバスツアー決行。

オアフ島とマウイ島の位置関係。こんな位置関係になっています。飛行機だとひとっ飛びです。

今回お世話になるマウイバス様の下調べ中。シンボルマークがかわいいですね。

常に人でごったがえすホノルルの空港とは全く違って、こぢんまりしていて静かなマウイの空港。こういうのが本当の古き良きハワイなのかなあ、としみじみ思ったりします。

なんて、実はしみじみ思ってる場合ではなく、飛行機到着から目的地へ行くためのバスの出発までの時間が20分しかないのでした。マウイバスは庶民の足ではあるが、ルートによっては2時間に1本しかなく、これを逃すと大変なことになるので、絶対逃してはあかんのです。下調べしてあるとはいえ、私の初めての試みマウイバス旅行なので必死の形相でバス停までダッシュします。

小さな空港なので、簡単にバス停発見。よかった、間に合って。必死の形相で走ってきたわりには、ここはアメリカ、お約束どおりバスが定刻に到着するはずもなく、結構待ちぼうけをくらうことに。

もしや、乗り過ごしてしまったのかと思い、こんなときの救世主Uber様（アメリカで現在主流のタクシーのようなシステム）を呼ぼうとしたところに、来ました！なかなかかわいいバス。これで無事今日の目的地に行けるのでテンション高くなってきた！

マウイバスは1回2ドル。すぐに降りても、降りそこねて永遠に同じルートをぐるぐる回っても、2ドルです。良心的な値段です。さらに良心的なことに、1日何度でも乗り降りできるOne Day パスはなんと4ドル。2回乗ったら元が取れてしまうという、すごい値段。お釣りは出ないので、あらかじめ現金を用意しておきましょう。

私が今回チャレンジしたのは、赤いルートです。ハブとなっているトランジットセンターから空港を経由し、パイア、そして今日の目的地でありハイクタウンに行くバスです。今回は24時間しかないため、ハイクとパイアに目的地を絞りました。なので、この赤のラインがベストルート！

観光地となっている場所は真ん中のトランジットセンターから出てるバスのどれかに乗れば行ける仕組みになってるんですね。レンタカーもいいけど、時間のある方はのんびり景色を楽しみながら、運転だのガソリン代だの保険だのレンタカーを返す時間だのにしばられず、ゆったりエコノミーなバスで移動するのもすごく贅沢だと思います。おまけに「これを逃したらあと２時間ない！」みたいなドキドキハラハラもついてきます。

中は結構モダンな作りで、快適乗車。冷房もきっちり効いていて、外の夏の気温がうそのようです。

後ろに座ってるローカルのお兄ちゃんたちが「いやー、この前さ～ｘｘｘ（秘密）」なんて会話をしており、普段は聞けない話が聞けるのもバスの旅のだいご味です。

窓からの景色もオアフのそれとは違って、気分はもう「世界の車窓から」。

今日はマウイのヒッピータウンパイアは素通り。

40分ほど窓からの景色を楽しんだ後、今日の目的地ハイクに到着しました。目的地の名前がアナウンスされたら、手元にぶら下がっている黄色いロープを引っ張るとストップブザーが鳴る仕組みです。もちろん乗り慣れていなければどこで降りるのかわからなくて当然ですので、その場合は乗車の際に運転手さんに「ｘｘｘで降りたいので教えてください。」って伝えておけば教えてくれる、またはそこで止まってくれます。万が一降り損ねても、マウイのバスは同じルートをぐるぐるぐるぐる回っているので、いつかは目的地に到着するはずなので大丈夫です。

今日の目的地ハイクマーケットプレイス。これまたレトロな雰囲気満載。駐車場に止まっている車もオアフの車と比べると哀愁が漂っております。

明日は今日来たルートを反対方向のバスに乗ってパイアタウンに寄ってから空港の戻る予定です。見知らぬ土地でのバス旅、結構、というかかなり楽しかったですよ。ぜひ皆さんにもおすすめ！