ハワイの繰り返されたロックダウンで、長くレストランでの店内飲食が許可されていませんでした。デリバリーやテイクアウトでサービスを続けていたお店は多いものの、やはり「出来立てをお店で食べたい！」というロコが圧倒的でした。けれど9月24日、ホノルル市は段階的なロックダウン解除に入り、規制緩和の動きが出てきました。

レストラン業界も1歩進み、店内飲食が可能に！ただしお店のキャパシティの50%までという制限つき。また、1つのテーブルにつけるのは5人までで、同世帯の同居人と、同居している家族に限られています。つまり、友人同士など同居していない人たちが、同じテーブルで食事をすることはできないのです。さらに予約が必要となり、その際、名前や住所などを記入する必要もあります。これは感染者が出た場合、追跡調査を簡単にできるようにするため、等の理由があります。前回のロックダウン後、6月5日に店内飲食がいったん許可されたのですが、その後大幅に感染者数が増加したこともあり、今回の再オープンにはかなり慎重な姿勢が取られているようです。

このように様々な制限や決まりはあるものの、お店で出来立てをいただけるのは、やはり最高に幸せなこと！ようやく許可された店内飲食、家族でわいわいとハワイにある美味しいチャイニーズレストランに出かけてみるのはいかがでしょうか？

まずロコにも大人気のチャイニーズレストラン。マッカリ―ショッピングセンター内にある「フックユエン」がおすすめです。実はこちら、6月5日に、1回目の店内飲食解禁時から営業時間を通常の、真夜中3時までの営業と決め、閉店まで多くの人たちで賑わっていました。真夜中2時半がラストオーダーというハワイではとても珍しく、市民にとってはありがた～いレストランなのです。もちろんこの「フックユエン」は、今回のロックダウン後も元気に再開！おすすめメニューはこちらです！

シグニチャ―メニューのロブスターです。お手頃な価格でいただけるとあって、このメニューをオーダーするリピーターは後を絶ちません。ブラックビーンズソース、ジンジャーガーリック、バターソースなど、様々に味付けのリクエストがOKなところも楽しいのです。その他にも、驚くほどの数のメニューが！「このレストランで作れない中国料理はないんじゃないか！？」と思えるほどの豊富なメニュー！ぜひ一度試してみてください。

Fook Yuen Seafood Restaurant
フックユエン

1960 Kapiolani Blvd
Honolulu, HI 96826
(808) 973-0168

こちらはアラモアナエリアにある本格派の飲茶のお店「ヤン・イー・キー・ディムサム」。ディムサムとは、日本語で飲茶のこと。ここは本格的な香港スタイルのお店です。ロコはもちろん、ハワイに暮らす日本人在住者に根強いファンが多いお店で、店内飲食ができなかった間も、近くで働くエッセンシャルジョブの方たちが、お持ち帰りメニューのピックアップのためにお店に並んでいたほどの人気でした。このレストランのオーナーは、ハワイの有名な飲茶の店で長年腕をふるっていたシェフで、その確かな味が2020年のオープンにもかかわらず、すぐに評判となったお店です。

お店のおすすめ「小籠包（ショウロンポウ）」です。小ぶりの小籠包にお酢やオリジナルのチリソースなどをからめていただきます。一口食べれば肉汁の濃厚さに驚くはず。ギュっと凝縮した肉の旨味はまさに香港スタイル！一度試してもらいたいおすすめのメニューです。

ハワイで再び広がった規制緩和の動き。多くの制限もありますが、いつものハワイに戻る1歩でもあります。レストランでのお食事、満喫してくださいね！そして再びハワイに来たいと思っている日本の方たちに、今回ご紹介したレストランを、次のハワイ旅の「行くべきリスト」に入れていただけたら嬉しいです。

Yung Yee Kee Dim Sum
ヤン・イー・キー・ディムサム

1411 Kapiolani Blvd
Ste 1Honolulu, HI 96814
(808) 955-7478