ハワイで犬・猫を飼える?ペットOK物件の事情を紹介
出典: 新日本建物
ハワイでも、日本と同じようにペットと暮らしている方は多く、ビーチで犬と一緒に遊んでいるファミリーをよく見かけます。しかし、ハワイでペットと一緒に住める家を探すとなると、どうなのでしょうか?この記事では、ハワイのペット事情とペット可の物件についてご紹介しましょう。ハワイでペットと暮らしている方、日本からペットを連れていきたい方は、ぜひチェックしてみてください。
ペットOKの物件は限られる
ハワイのコンドミニアムでは、ペットの飼育が認められている物件と認められていない物件があります。しかし売買でも賃貸でも、ペット可の物件はごく一部に限られます。また、ペットOKを表す「pet friendly」という表記が物件詳細に記載されていたとしても、全ての動物が飼育可能というわけではありません。さらに、賃貸の場合、コンドミニアム自体はペットの飼育が許可されていても、各居室を所有するオーナーがペットの飼育を認めていなければ、ペットと暮らすことはできません。
ペットOKの物件でも、ペットの大きさなどに制限がある
ペットの飼育が認められている物件でも、飼育できるペットの数や大きさなどに条件がつけられている場合が多くあります。例えば、物件情報に明記されている例として、以下のような場合があります。
・Pets allowed:ペットの飼育可。飼育できるペットの種類などの条件はありません。
・1 dog and 1 cat allowed:犬1匹、猫1匹まで可。
・2 pets allowed:ペット2匹まで可。種類は問いません。
・1 dog – max weight 20lbs:犬1匹(体重20ポンド(9㎏)まで)可。
さらにコンドミニアムごとに設けられている「ハウスルール」で、ペットの種類や数、大きさに細かい条件が明記されている場合があります。そのためペット可の物件を探している方は、詳細までチェックし、時にはエージェントに頼り問い合わせてもらうことが必要です。
契約条件・退去時に注意
ようやくペット可の物件を見つけても、賃貸契約を結ぶ場合は、その条件についてよく確認しましょう。ペットとの暮らしは、床、壁、家具などを汚したり壊したりするリスクが高くなります。退去時のクリーニングなどについて条件が設けられていないかチェックするといいでしょう。
またペットを飼育していた家を売却する場合、飼い主は気づかなくてもペットのニオイが部屋に残ってしまうことがあります。その場合、せっかく購入希望者が表れても、内覧をした時にニオイが原因で断られてしまうこともあり得ます。スムーズに売買を進めるためにも、退去時はクリーニングをしっかり行っておくと良いでしょう。
ペットに優しいおすすめコンドミニアム
ハワイでペット可の物件は限られますが、新築や築浅のコンドミニアムは比較的ペットOKの物件が多いです。そこで、共用施設にドッグランを設けている等ペットに優しいコンドミニアムをいくつかご紹介しましょう。
パークレーン
アラモアナセンター直結の高級コンドミニアム。プールやBBQなどがあるエリアの一画に、ゲート付きドッグパークが設けられています。
ワンアラモアナ
こちらもアラモアナセンター内にあるコンドミニアムです。ペットフレンドリー(2匹まで可)な物件で、ドッグパークがあります。
ワイエア
ワードビレッジ計画の1棟目として建てられ、カカアコのコンドミニアム群の中でも中心的な存在。共用施設はドッグパークの他プール、シアタールーム、パーティルームなどのほか、共用施設にドッグパークがあります。
ホクア
カカアコ地区に2006年に建設された物件で、ワードビレッジ計画によりカカアコの開発が進む前に建てられました。大小2か所の専用ドッグパークのほか、フィットネスセンター、マッサージルーム、テニスコート、キッズ向けプレイグランド、カバナ付BBQグリルなど、共用施設が充実していることで有名です。
日本からハワイにペットを連れていくときは
ハワイへの移住や長期滞在でペットを一緒に連れていきたいときは、日本でペットを出国させ、ハワイで入国する手続きを行わなければなりません。犬または猫の出国には、動物検疫所で狂犬病検査を行い、輸出検疫証明書の交付を受けるなどの諸条件があります。手続きを忘れて空港でハワイに行けなくなったということがないように、事前に動物検疫所に連絡し、事前に動物病院で検査やワクチン接種を済ませ必要な書類等を確認しましょう。アメリカのペットの入国の条件については、アメリカ大使館またはアメリカの動物検疫機関に問い合わせしてください。
まとめ
ペット可の物件は以前より増えていますが、それでも市場の一部なので、気に入る物件を見つけるのは難しいかもしれません。ハワイでペットと一緒に暮らしたい方の物件探しは、ある程度時間がかかると見越して、早めに始動することをおすすめします。
出典:新日本建物 | 公式WEBサイト | 住宅と資産運用 総合不動産デベロッパー
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