ワイキキ・カカアコ・カハラは大丈夫?不動産投資に人気の5エリアの治安情報
ハワイでの物件選びのときに知っておきたいのが、周辺地域の治安について。ハワイはアメリカの中でも凶悪犯罪が少なく、比較的安全な地域と言われています。しかし、日本人が巻き込まれる事件も起きており、決して安心できるわけではありません。そこでハワイでの治安はどうなのか、ワイキキやアラモアナ、カカアコなどの人気5エリアの治安情報についてご紹介しましょう。
ハワイは車上荒らし・置き引き・スリが多い
ハワイは、アメリカの他の都市と比べると、殺人のような凶悪犯罪は少ないと言われています。しかし、観光客を狙った車上荒らしや置き引き、ひったくりのような軽犯罪は頻繁に発生しています。その中には日本人が巻き込まれるケースもあり、在ホノルル日本国総領事館によると、2019年9月から12月の3か月間だけで、日本人が被害にある事例が42件も発生しました。そのうち、最も多いのが車上荒らし(17件)で、置き引き(12件)、ひったくり(8件)と続きます。
要注意スポットは?
これらの事件が起きた場所を見てみると、車上荒らしは観光地の駐車場、ショッピングセンターの駐車場などが多く、置き引きはビーチやレストラン、ショッピングセンターなどで発生しています。車の中にバッグや買い物した商品を置いたまま出かけるのは危険です。またビーチやレストランなどで、
見守り役の人を置かないまま、荷物を置きっぱなしにするのはNG行為。財布やスマホが入っていると推測させるような荷物を放置することは避けましょう。
また人気の少ないビーチや、公園やビーチにある公衆トイレも閑散とした場所は要注意。思わぬ暴行事件などに巻き込まれかねません。さらに、ホテル内であってもエレベーターで観光客が襲われることもあります。
不動産投資に人気の5エリアは大丈夫?
では、ハワイの不動産投資先として人気の5つのエリアそれぞれについて、見てみましょう。
ワイキキ
以前はクヒオ通り沿いやアラワイ運河沿いは、夜になると治安があまりよくないと言われていましたが、近年それが改善されてきているようです。観光客が多く利用する大型コンドミニアムは比較的安全な場所が多いですが、暗くなった後の細い路地などは注意が必要です。
アラモアナ
日中は人通りが多くにぎやかな地域ですが、暗くなると人影が少なくなります。できるだけ大きな通りを選んで歩くなどの注意が必要です。またアラモアナセンターでも、人通りの少ない暗がりのような場所はできるだけ通らないなど気を付けましょう。
カカアコ
ウォールアートがあり、おしゃな再開発の街として人気のカカアコ。しかし以前は倉庫街であり、その一部が残っていたり、ホームレスが多くいたりする地域のため、決して治安はよくありませんし、日中に日本人が暴行された事件が発生しています。新しく建設された高級コンドミニアムが多くありますが、その周辺の路地は危険な通りがあったりします。
カハラ
昔から高級住宅が並ぶ地域のため、治安は比較的安全。とは言っても、日本とは違うので、暗くなってから徒歩で出歩くようなことは危険です。
ダウンタウン
ハワイの経済の中心地であるダウンタウンは、高層のオフィスビルが並び、オフィス街という雰囲気にあふれています。日中は近隣で働く人が多く集まりますが、夜になると一変。人影が無くなり、危険な地域となります。
せっかく購入した物件が治安の悪い地域であれば、生活しにくいかもしれないし、賃貸や売却時の不動産価格に影響を及ぼしかねません。ぜひ内覧時に周辺の街がどんな様子なのか自分の目で確認し、担当エージェントからの現地のリアルな情報も参考にしてみることをおすすめします。
出典:新日本建物 | 公式WEBサイト | 住宅と資産運用 総合不動産デベロッパー
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